2024・8・25
石村良子相談役
『春水日記』原本の解読を続ける
頼山陽史跡資料館古文書教室では、賴山陽伊勢大和旅紀行『詩歌帖』を翻刻上梓し、現在「春水日記」原本の会読により春水、静、山陽の親子関係、「日本外史」誕
生、について改めて考察してみることにした。
寛政十一年は山陽脱藩騒動の前年、文化六年は山陽が神辺の菅茶山の所に出立した年である。傍資料に「春水日記」「梅颸日記」昭和六年木崎愛吉、賴成一により出版されたもの、春水の藩学、若殿様教育記録である「春水遺響」を使用する。*古文書教室では人名表記は古文書内の表記に従う事にしました 賴、静、等です。
上/2月22日久太郎親迎え(婚礼)左/3月25日京師、福井新九郎至(春水方へ入塾)
いずれも『春水日記』より