『頼山陽居室虚々実々』のページです。

2024・12・2

『書いてはいけない』

 

 膵臓癌のステージ4の宣告を受けた森本卓郞氏の告発の書である。

「ジャニーズ問題」「財務省」「日航機123便」について国家やマスコミが隠し続けてきた内容が書かれている。特に日航機123便の墜落原因はショッキングで震えがきた。さらにそこからのバブル崩壊、郵政民営化の流れなどがあり、現在の日本経済の停滞につながる。

フレスト社1650円
フレスト社1650円

 私は『戦争国家』や『頼山陽居室虚々実々』など頼山陽没後の、国家が利用した頼山陽像を書いてきた。これらは執筆の時点では「戦前」の話のつもりであったが、「頼山陽居室」の真相を世に問おうとしたときに感じた広島県、広島市、中国新聞の対応の冷ややかさは特別であった。

 改めて国家、自治体、マスコミが守ろうとしているのは何なのか。その体質は「戦前」と変わっていないと思う。

 

  箱の裏には戦前の「頼山陽居室」の絵に重ねるように「日本外史 編纂の処」と誤った記載がある。

2024・4・6

山陽もなか

 

 先日、知人から「山陽もなか」(みよしの)をいただく。


 藝陽堂の頼山陽煎餅の焼き印にはない「頼山陽居室」の絵が使われているのが面白い。店主の「頼山陽居室」についての考え方の相違だろうか。あれこれ考えつつ「山陽もなか」はおいしくいただく(笑)

ホームページ編集人  見延典子
ホームページ編集人  見延典子